AYANOを応援してくれている皆様、関係者の皆様、いつもありがとうございます。
AYANOとして音楽性と活動内容をがらりと変えてから5年が経ちました。
この間、プラネタリウムやホールでの興行、今年3回目を迎えましたギャラリーでのアートイベント、アルバム2枚のリリース等、セルフマネジメントで活動する我々としては精力的に活動して来れたのではないかと思っております。
この5年の活動を通してそれまでとは比べものにならない程多くの人と出会い、多くの応援や協力・ご支援をいただけたからこそ、インディーズバンドながら身の丈以上の規模のことを実現することができたと感じております。
厚く御礼申し上げます。
AYANOは現在演奏陣は7人で構成されておりますが、正規メンバーは2名で、企画等は正規メンバー2名+2名(ソウダウソ & ヨネゾー)で活動しています。よりおもしろいもの、興味深いものを志向して活動して参りましたが、ここしばらく楽器を持たない活動・作業の部分が増大してしまい、どうしても作品を作る時間が短くなり、気付けばもう2年もオリジナルの新曲を披露していませんでした。
よく音楽仲間にはふざけて「バンドなのか会社なのかわからない!笑」と言って来ましたが、もちろん会社的な面も自分たちでやると決めたからにはそういった状況があって然るべきなのですが、とても正規2名では追いつかなくなってしまい、作品を作ることができていないプレッシャーと事務的な作業のストレスに苛まれ、ここ1年を過ごしていました。
流れを止めたくないという気持ちと、疲弊感の狭間で「今後のこと」を話すのはなかなかリスキーではありますが、それを踏まえて話し合いを持った結果、一度流れを止める事、そして「アーティストたるもの、作品を作ってなんぼ」というところで2人の意思が一致したため、我々AYANOはしばらくアーティストとしての原点に還るべく、還元期間を設けることにしました。
私のパソコンの中には思いのほか多くの作りかけの曲達が入っていました。
これらを作り上げ、遺す事に今は全ての情熱を注ぐため、期間の期限は設けずに作品作りに励みたいと思います。
今後の公演活動を楽しみにしていてくれた皆様には大変申し訳なく思いますが、これまでの作品をたまにでいいので聞いて、温かい目で見守っていただければと思います。
2018年10月29日
AYANO yj & 郁