15組のアート作家とAYANOによる合同展
ギャラリー"The Artcomplex Center of Tokyo"にて15組のアート作家を招いて開催したアートイベント。
テーマはAYANOのメインテーマでもある「生と死」。それぞれの解釈と手段・手法で表現された作品と、AYANOの音楽が一堂に会する展示会。
特設サイトは下記をクリック
公演後記
音楽が芸術としての1つの表現手段ならば、音楽以外の表現手段をとっているアーティストと同列に自分たちを並べてみたい、という想いからこのイベントの開催に至りました。実はこのギャラリーThe Artcomplex Center of Tokyo(以下A.C.T.)のスタッフの方がAYANOを聞いて気に入ってくださり、「何かA.C.T.でやりませんか?」と提案してくださったところから構想がはじまりました。
AYANOにとって美術界は全く持って初めての世界だったのですが、その慣例に従い、そこに自分たちを組み込む形で開催したかったため、AYANO主催ではあるもののA.C.T.に全面的にご協力いただいた上で内容を決めていきました。
公募で作家さんを募集するも、その世界に全くリレーションのない我々は、出展していただく作家さんを集めるのに大変苦労しました。様々なアート展に出向き、直接会って話しをしたり、ネットを介して自分たちの想いを伝えたり、音楽仲間からの紹介などもあり、AYANOの趣旨に賛同してくれる作家さんもいれば、当然冷たくあしらう方もいらっしゃいました。どちらも含め大変多くの出会いがありましたが、最終的には本当に素晴らしい作家さん達に恵まれ、開催に至りました。
展示はいつ来てもみられるのに対して、音楽は演奏している時間しか聴けないので、90分に1回は演奏が聴けるよう1日4回行いました。
今回出会った作家さんの中でもマエダトシユキ氏からは「ライブペイントという形で一緒にやりませんか?」と持ちかけていただき、共演が実現しました。また、ダンスという表現手段で出展できないかとベリーダンサーのNoiri氏(現Noilly)からお話をいただき「であれば生演奏でやりましょう」となり、共に舞台に立つこととなりました。
おそらくこれまでのAYANO史上、もっとも多くの人が関わったイベントであり、そのおかげでこの新たな試みを実現することができました。